1.崖っぷちに立った時に見える景色

　それこそが真実だというのなら

　今俺の前に広がる景色こそが　

　真実なんだろう

　蜘蛛の子散らすみたいに消えちまった

　何か期待してたわけじゃないけど

　でも少し淋しくて空を見上げてたら

　耳元で声がしたんだ

　いいじゃないか　

　それで　いいんじゃないかな

　愛するお前と腐れ縁の友達

　岸辺の廃材集めて　

　筏作ってこの海を渡るんだ

​

2.崖っぷちに立った時に初めて見える

　花こそが希望の花だというのなら

　切り立つ岩の裂け目に咲く花は　

　今俺だけのために咲く

　答えのない答えを探してた

　そして答えはひとつだと思ってた

　すりきれた心に沁み入る天の声　

　風のように生きればいいと

　いいじゃないか　

　それで　いいんじゃないかな

　道草しようか　

　旨いものでも食べに行こうか

　お前の喜ぶ顔が　俺は大好きさ　

　何度も見たいだけ！

　いいじゃないか　

　それで　いいんじゃないかな

　ここから別々の　

　世界(ところ)に行くけど

　あんたは立派な人さ　

　俺とは違うさ

　すべては 金なんだろう？！

 

　いいじゃないか　

　それで　いいんじゃないかな

　直感頼りに　自分を拓いてくんだ　

　俺たちが手にしたいのは　

　探してるのは　愛だろう⁈　

　愛じゃないのか⁈